糖尿病、内臓疾患など病気による体臭etc...

汗臭や加齢臭というのは病気の有無にかんけいなく、誰にでも等しく訪れる体臭ということで人間として生きる以上、避けられない生理的な体臭といえると思います。

その一方で糖尿病や何かしら内臓に異常があって体臭が発生してしまっているケースもあります。病的な体臭といえますが、この場合は、汗臭や加齢臭でもない特別な臭いがするといわれています。

内臓系の疾患がある場合にはアンモニア臭がする場合か甘酸っぱい臭いがします。

アンモニア臭がする時には腎臓に機能障害が起こっている可能性が高いです。食事から摂取されたタンパク質をエネルギーに変換していく過程でアンモニアが生成されます。

アンモニアは毒性が強いものですので、身体に良くありません。そこで毒性を弱める為にアンモニアを尿素に変えてから体外に排出するわけですが、アンモニアを尿素に変えるのは肝臓の働きで、尿素を体外に排出していくのは腎臓の働きになります。

腎臓の機能が正常であれば、尿素は問題なく体外に排出されるのですが腎機能に障害があるときには尿素が排出されずに体に残ってしまいます。その結果、血液に尿素が混じるようになり、sれが体臭として発散されてしまうのです。

糖尿病になると糖の代謝が進まないため、血液中には乳酸やケトン体といった成分が増加します。これらは強いニオイ成分であるため、汗と混ざって排出されるようになると甘酸っぱい臭いとして感じるようになります。

糖尿病以外にも体のなかで代謝異常が起こるとケトン体といった成分が血液中に増加して結果として甘酸っぱい臭いがするようになるので、体臭のなかでも甘酸っぱい臭いというのは体のなかで異常が起きていると思ったほうがいいと思います。

糖尿病や内臓の疾患等で体臭がキツくなる場合、体臭だけでなく口臭もキツくなってくるケースがほとんどです。体臭だけでなく、口臭も気になりだしたという場合は要注意だということですね。

他にも病気が疑われる病的な体臭について紹介すると

● 糖尿病・・・・・・甘酸っぱい臭い
● 汗腺障害・・・・・・強い汗臭
● 腎機能低下、尿毒症 ・・・・・アンモニア臭
● 肝機能の低下、慢性肝炎・・・・・ネズミ臭
● トリメチルアミン尿症(魚臭症候群) ・・・・・魚くさい、下水道のニオイ
● 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍・・・・・硫黄臭、卵が腐ったようなニオイ

一人暮らしでは自分の体臭にはすぐに鼻がなじんでしまうので気づきにくいですが家族で暮らしていれば日本人はニオイに敏感ですからさすがにこうした体臭の悪化や変化にはすぐ気づくと思います。

体臭が発生するだけでなく、他にもおかしな症状がでてきているはずですしね。周囲の人でも体臭が変わった人がいれば以上のような病気の疑いがあるので注意して経過観察するようにしてください。

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